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プラスチックリサイクル

プラスチックをサーキュラーエコノミーに組込むには、汎用プラスチックのリサイクル技術が必須です。しかし、現状はボトルを中心にペット製品のマテリアル・ケミカルリサイクルが中心で、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンのリサイクルは限定的です。複数の素材で構成される多層フィルム・ボトルや無機成分を多く含むプラスチック複合材がリサイクルを困難にしています。
最近にはプラスチック油化技術を利用するケミカルリサイクル、マスバランス方式による循環型プラスチックが活発に開発されており、今後の技術動向が注目されます。
TerrraPlasはプラスチック、高分子技術を中心にリサイクルに必要な触媒化学や高分子化学に関する知見・ノウハウを元に、プラスチックリサイクル技術やリサイクルプラスチックの活用に取り組みます。
まだ使えるのに捨てられているプラスチックの有効利用・アップサイクルに一緒に取り組みませんか。
主たる業務内容
プラスチック製品のリサイクルやリサイクルプラスチックに関する技術動向調査
プラスチック製品(合成繊維を含む)のリサイクル技術開発、コンサルティング
プラスチック廃棄物の有効利用に関する技術サポート、コンサルティング
リサイクルプラスチックを用いた製品開発に関する技術開発、コンサルティング

バイオプラスチック

地球温暖化、枯渇資源、さらには海洋プラスチックごみへの対策としてバイオプラスチックは長く研究されてきましたが、実用化例は未だ限定的で、社会に広く普及するには至っていません。残念ながら、プラスチックとしての性能は汎用プラスチックに劣る上に高価格です。 しかし、未来の地球を形作るためにバイオプラスチックの出番は必ず到来するでしょう。
TerraPlasはバイオプラスチックの研究に30年以上携わった経験から、新しいバイオマスプラスチックや生分解性プラスチックの開発、これらバイオプラスチックのブレンド・複合化、バイオプラスチックの成形に関する多くの技術を蓄積しています。 一例として、ポリ乳酸等のバイオポリエステルの結晶核剤や可塑剤開発、バイオプラスチックの靭性向上技術、デンプンやゼラチン(廃棄物)の熱可塑化とこれらを添加した生分解性プラスチック、化学修飾バイオマス(セルロース)高性能フィラー、 廃棄バイオマス(カシューナッツ殻油)を用いたコーティング材料、バイオベースの生分解性高吸水性ポリマーが挙げられます。 TerraPlasはこれらの知見やノウハウを活用して、バイオプラスチックの開発・社会実装に取り組みます。
主たる業務内容
大学等で開発したバイオプラスチック関連技術の実用化研究のコンサルティング
バイオプラスチックの技術動向調査(他機関の開発素材・技術に対する相談を含む)
海洋生分解性バイオマスプラスチック(MBBP)事務局

小中高生向け環境教育教材

今後の地球環境を守る担い手となる若い世代が環境問題を自分事として実践できるために、知識や関心を子供の時から持ってもらいたいとの思いから、小中高生向きの環境教育の教材開発に取り組んできました。
子供たちに対してプラスチック問題を座学だけで理解してもらうことは難しいため、ものづくり体験を組み込んでいます。開発した教材「プラごみからコースターをつくろう」はプラスチックの成形廃材を利用して、プラスチックごみは「ごみ」でないことを体験的に理解してもらう教材です。プラスチックの熱可塑性を利用することで、プラスチックごみを加熱して、型を利用してコースターを作ります。カラフルなプラスチックごみを断片化し、熱プレス工程でプラスチックがいったん溶けることで予想外の模様が生み出され、子供たちの興味を高められます。子供たちは自ら色とりどりの成形廃材を型に好きなように置き、その上にプラスチックごみをトッピングして模様を作ります。
YouTubeで2023年8月に大阪大学で実施した環境教育の様子を公開しています。
この教材を利用することで、学年に応じた知識を元にプラスチック製品の製造方法が学べるとともに、具体的な製品イメージを元にオシャレな、あるいは可愛いアップサイクル品が作れます。また、ペットボトルキャップやプラスチック包材といったごみからは、スマホケース用の独創的な模様のインナーシートが作れます。
環境教育の出前授業・体験学習は実費で承ります。気軽にメールでお問合せ下さい。
活動の様子
YouTubeに過去の活動の様子をアップしています。 →YouTubeのサイト

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市民向け啓蒙活動

プラスチックは安価、軽量、自在な成形性といった特性で私たちの日々の生活を豊かにしてきましたが、自然環境中で分解されにくいため、海洋汚染を含む、様々な環境問題を引き起こしています。マイクロプラスチックに関する多くの報道により、一般市民にもプラスチックの安全性に対する危惧が高まっています。 一方で安全・安心に食品を提供できるプラスチックの役割も再認識されています。そのため、プラスチックの使用量・廃棄量を減らし、できる限りリサイクルすることが私たちに強く求められています。このように便利で日常生活に欠かすことのできないプラスチックとどのように共生し、プラスチックごみのない海を取り戻すために私たちは今後、何をすべきでしょうか、どうすべきでしょうか。 TerraPlasはこのようなプラスチック問題をプラスチックの専門家の立場から市民にわかりやすく説明します。市民講座としての講演や市民参加型ワークショップの企画を実費で承ります(大阪府内を中心として近場は無料で実施)。気軽にお問合せ下さい。

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機能性バイオ食品

Kookmin Bio社(韓国)は、プロバイオティクス乳酸菌やバチルス菌の発酵培養のポストバイオティクスに関する独自技術を開発し、 腸活をサポートする機能性素材を提供しています。
私たちの体に有益な生きている微生物プロバイオティクス。その代表である乳酸菌はヨーグルトや発酵食品に多く含まれています。 プロバイオティクスは腸の健康を改善し、免疫システムの強化に役立ちます。 日常的な食事に取り入れることで、消化を助け、下痢や便秘などの消化器疾患の症状を緩和し、腸内の菌のバランスを保つことにより、健康維持に役立ちます。 また筋力を高めたり、体脂肪・内臓脂肪を減らす効果も期待できます。 死菌のポストバイオティクスは温度の影響を受けにくく安定しているため、健康補助食品や機能性食品に応用しやすい素材です。 このポストバイオティクスを取り入れることで消化や免疫システムを向上させ、炎症の低減が見込まれます。
TerraPlasはKookmin Bioの技術を利用して、日本市場に特化した機能性バイオ食品の開発と実用化を進めています。

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